松尾製作所様 第二回コンサル(システム改善)
門田です。
11月17日(火)は愛知県にある?松尾製作所様の第2回コンサルでした。
以前のブログでもご紹介しましたが、今年の8月の弊社セミナー(ISO9001:2008年改訂セミナー)にご参加頂いたことをきっかけにコンサルティングのご依頼を頂いた会社さんです。
今回のご依頼は、ISO9001:2008年改訂を機に、ISOのシステムをシンプルな、業務の実態にあったものにしようという試みです。
まずは品質マニュアルの再作成をしていますが、今回の狙いはずばり、‘自ら作成する品質マニュアル’です。「そんなの当たり前」と思うかもしれませんが、ほとんどの会社は「品質マニュアル」は自ら作っていません。どこか(他社・コンサル・本屋)からの借り物です。そして規格要求事項の丸写しのようなマニュアルです。
よくある‘規格要求事項丸写し’の品質マニュアルは、ISO要求事項との関連性を確認する辞書としては使えますが、「マニュアル」としては利用できません。
今回は、(辞書ではなく)「マニュアル」を作ることが目的です。
自ら吟味した「マニュアル」を作ることにより、それを守り、必要であれば改訂する意識が芽生え、ISOの文書と実態とがあってくるようになるのです。この活動を進めています。
松尾製作所様の事務局の皆さんはISOのことを良く理解されているので、とてもスピードが速いです。たった2回で、ほぼ新しい「品質マニュアル」の案は完成しました。
今後は推進メンバーとの協議に移り、さらに実態にあった使えるマニュアルへと変更していきます。
松尾製作所の皆様、今回もご協力ありがとうございました。
次回もまた、宜しくお願い致します。