外山製作所様 審査後フォロー
今日は群馬県桐生市にある外山製作所様へ、登録審査後のフォローコンサルへ行ってきました。
外山製作所は、各種精密部品の切削加工をされている会社で、若い(といっても私と同年代ですが)社長のもと‘少数精鋭’主義で、多品種・小ロットの高品質製品の製造をされている会社です。
群馬の‘1社1技術’にも認定され、‘部品名かるた取り’といった遊び心を忘れないユニークな取り組みもされている、面白い会社です。
ISO9001とISO14001のダブル認証を目指され昨年4月にキックオフし、11月には無事に両規格を取得されました。今回は登録審査後のフォローとして、審査において指摘された事項への対応やISO9001:2008年対応、全社員の周知再徹底、今後の改善について確認するためにお伺いしました。
※「登録証」を手に、右が外山社長、左が私です
特に、今回は外山製作所様のご希望で、‘全社員への周知’を2時間もかけて実施しました。‘何故、ISOを取得したのか?’、‘会社の発展のためにISOをどう活用するのか?’、‘製造現場では、品質や環境において何を管理しなければいけないか?’、といった視点で説明させて頂きましたが、非常に熱心に参加して頂きました。また、現場へのチェックも総出で実施し、 日常管理及び審査(内部監査)の際のポイント等を全員で確認しました。
※全社員への周知です。バックには、各人の個人目標が大きく掲示されています。
※総出で日常管理や内部監査のポイントを現場で確認しています。
ISOにおいて、最も重要な期間は登録審査までではなく、登録審査後の1〜2年です。というのは、登録審査後にさらに改善を続ける‘改善組’と、登録審査の状態を維持する‘維持組’と、登録審査をピークに衰退する‘衰退組’に分かれるからです。同じ‘ISO取得企業’でも、‘改善組’と‘衰退組’では、天と地ほどの差があります。
今日のコンサルの状況を見て、外山製作所は間違いなく‘改善組’になると確信しました。
外山製作所の皆さん、お忙しい中ご協力頂きありがとうございました。
また、継続コンサルティングのご依頼、本当にありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。