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ISO なんでも Q & A ISOコンサルティングサービス株式会社は、ISOに関するあらゆる疑問にお答えします

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Q1. そもそも、ISOって何?

ISOは、‘International Organization for Standardization’の略で、日本語では「国際標準化機構」と訳されています。単純に略すれば‘IOS’ですが、発音しやすいことや、ギリシャ語で‘等しい’を意味するISOSの接頭語であることから‘ISO’とされました。
ISOは、‘国際標準(=国際的な共通ルール)’を決める組織で、フィルムの感度、信号の色等もISOによって決められています。また、ISOによって最初に共通化されたものは‘ねじ’で、‘ISOねじ’という言葉も使われています。なお、本部はスイスにあります。

Q2. ISO9001って何?

ISO9001とは、‘品質マネジメントシステム規格’と言われているもので、‘品質の保証された製品を提供することの出来る仕組み’を定めたものです。それまでのISOが、いわゆる‘ねじ’のような製品を規定していたのに対して、ISO9001は‘会社のあり方(=仕組み)’を規定した点で、大きく違います。
基本は品質保証ですが、‘顧客重視’や‘継続的改善’などの考え方も加えられ、‘会社が成功するための経営管理の仕組み’ともいえます。

ISO14001って何?

ISO14001とは、‘環境マネジメントシステム規格’と言われているもので、‘環境負荷を低減するための活動を実施する仕組み’を定めたものです。大気汚染や水質汚濁、土壌汚染に繋がるような深刻な問題に対する対処から、事務所内の電気の削減など日常的な活動まで幅広く該当します。また、最近では、製品になるべく環境負荷物質を使用しないようにする活動や、製品が使用済み(廃棄)となった際に、リサイクル可能なように設計することなども積極的に実施されています。 各事業所がこれらの活動を継続することによって、地球環境を改善しようとするのが‘環境ISO’の目的です。

ISO審査って何?

ISOは、認証登録制度です。従って、審査機関による審査を受審して、‘ISOの定める要求事項に適合している’と認められた場合に、認証が登録されます。 このために実施されるものが、ISO審査です。 審査は、最初に登録をするために実施する登録審査(※1)、登録後にシステムの維持状況を確認する定期審査(※2)、1回/3年間の間隔で登録の更新を実施するために行われる更新審査があります。
審査は通常、その組織の規模に応じて審査人数が決定し実施されます。

※1:登録審査は、第1段階審査と第2段階審査に分けて実施されます。
※2:定期審査は、1回/年審査方式と、2回/年審査方式があります。

ISO審査登録機関って何?

ISO審査を実施するのが、ISO審査登録機関です。審査登録機関は通常、日本でISOを統括管理しているJAB(日本適合性認定協会)によって、認定されています(※1)。
現在、日本では60社程度、審査登録機関があります。  ISOに対する考え方や審査の進め方は、審査登録機関によって大きく異なります。なかには、‘全く役にたたない’ISOを押し付けるだけの審査機関もあります。従って、審査機関を選定する作業は非常に重要です。ISOコンサルティングサービス株式会社は、最適な審査機関をご紹介いたします。  

※1:認定されていない場合もあります。また、外資系の認定機関は、諸外国の認定機関によって認定されている場合もあります。

ISO取得にかかる費用は?

大きく分類して、コンサルティング料金と審査料金になります。詳しくはこちらを参照下さい。

ISO取得にかかる期間は?

組織の規模や管理の状況、取得するISOの内容によって異なりますが、一般的に期間は9ヶ月〜1年程度が目安です(※1)。ISOコンサルティングサービス株式会社は、状況を確認させて頂いた後、最適な期間(スケジュール案)をご提案させていただきます。
スタートから取得まで、4ヶ月で実施した実績もあります。

※1 IATF16949及びAS/EN/JISQ9100は、一般的に1年半〜2年程度が目安です。

ISOを取得するメリットは?

・・・難しい質問です。何故なら、ISOを取得するメリットは多岐に渡りますが、‘デメリット’を感じている企業も沢山あるのです。一般的に、ISOを取得するメリットは次のようなことがあります。

【対外的なメリット】

・  お客様からの要求であり、取引の条件である場合は、取得しないと企業が存続できません。

・  ‘ISO取得企業’としてのPRが可能です。‘ISO取得企業’とは、ISO9001では ‘品質保証が確保される仕組みを持っており、顧客満足を追及した継続的改善を実施していること’が証明されますし、 ISO14001では‘環境負荷の低減に継続的に取組んでいること’が証明されます。また、‘国際的に通用する’企業であるこの証明でもあります。


【社内的なメリット】

・  ISO9001要求事項は、‘世界で成功している企業が当たり前に実施していること’ をまとめたものです。これを利用して会社業務を整理することにより、全体業務の適正化・効率化がはかれます。

・  ISOにおける要求事項は、‘リスク管理’ともいえます。会社が抱える様々なリスクに対する予防がはかれます。

・  ISOによる文書化・記録化で、業務の共通化や伝承ルールの明確化等が図れます。また、確実な記録を維持することにより、‘いざという際の証拠’も残ります。

・  ISO取得活動を進める中で、‘社員の意識改革’が進みます。責任・権限やコミュニケーションのあり方も整理され、‘働きやすい、働く意欲の湧きやすい’会社となります。

・  ISOは、不適合管理や是正・予防処置、内部監査等で、徹底的にチェック及び再発防止(改善)を実施します。これにより、会社に‘継続的改善’という活動が定着します


【デメリットとは?】
ISO認証取得=成功 ではありません。取得企業のなかにも、‘全く役にたたない’システムを構築してデメリットばかりを感じている企業もあります。多くの場合、過度の文書化をし、全く実態とあっていないシステムを構築したために、‘ISOの為のみの仕事’が増え、‘ISOの為にISOを実施する’という状態になります。 決して、このようなISOにならないようにしなくてはいけません。

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